調査発表イベント「ESGの最前線:金融の脱炭素化」

開始: 月曜日, 9月 10, 2018 7:00 午後

終了: 月曜日, 9月 10, 2018 9:00 午後

調査発表イベント「ESGの最前線:金融の脱炭素化」

日時:9月10日(月)19:00~21:00(懇親会21:00~21:30)
会場:会場:新宿クイントサロン(新宿文化クイントビル2F) 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目22-7
参加者:50−100人
参加費:1000円(学生500円)(軽食付き)

【スケジュール】
第一部  (19:00 - 19:55)
1)講演「脱炭素社会に向けた国際的な金融の流れ」地球環境戦略研究機関(IGES) 森 尚樹
2)調査結果発表「民間金融機関の化石燃料及び原発関連企業への投融資状況」350.org Japan 古野真
3)市民が求める金融の脱炭素化「クールなバンクでクールな地球」:COOL BANK AWARDキャンペーンについて

第二部  (20:00 - 20:50) ~ダイベストメントの潮流に後れを取る日本~
パネルトーク (司会:株式会社オルタナ代表取締役社長・「オルタナ」編集長:森摂)
 ESG・SRI専門家        : 後藤敏彦(サステナビリティー日本フォーラム代表理事)
 機関投資家・教育機関の役割 : 伊藤 宏一(千葉商科大学教授)
 保険業界          : 横山隆美様(元富士火災海上保険代表取締役社長兼CEO)
 銀行業務の役割       : 森 尚樹 (地球環境戦略研究機関 IGES)
 市民セクターの役割     : 350.org Japan

懇親会 (20:50 - 21:30)

【概要】
 9月12日より米サンフランシスコ市で自治体・企業・投資家・市民らが自ら進めている「野心的な気候変動対策」を世界に発信する「グローバル気候行動サミット」(Global Climate Action Summit - GCAS)が開催されます。同時に国連責任投資原則(PRI)の総会が開催され、社会、環境とガバナンスに配慮した投資(ESG)のあり方について世界の主要機関投資家が議論します。
 GCASとPRIに先駆け、350.org Japanは、2016年8月に発表した「民間金融機関の化石燃料および原発関連企業への投融資状況」と題する報告書の最新版を公開するイベントを開催。脱炭素社会に向けたお金の流の構築が必要とされている一方、調査対象となる日本の金融機関200社近くの化石燃料・原発関連企業への投融資状況を明らかにします。金融業界がどれほど「脱炭素化」の波に乗れきれているのかを探る内容となります。
 また、報告書の中で化石燃料や原発関連企業との取引がないと判明した金融機関を「クールバンク」として区別し、それらの金融機関を応援する「COOL BANK AWARD:クールな銀行でクールな地球」キャンペーンも紹介します。第二部では 地球温暖問題の解決に向け「ダイベストメントの潮流に後れを取る日本」についてパネルトークを行い、責任のあるお金の流の実現に向けた最前線の取り組みを議論します。