住友商事に、気候変動の危機を悪化させる事業への関与をやめ、気候リーダーになることを呼びかけましょう。
住友商事株式会社 取締役会長 中村邦晴様 社長執行役員 CEO兵頭誠之様
気候変動による大災害・大惨事は日々迫ってきています。最悪の事態を防ぐためには、大手グローバル企業がその在り方や方針を変えることが求められます。日本を代表する大企業である住友商事は、今年8月に発表した気候政策において、自ら気候リーダーになる機会があったにも関わらず、その政策は抜け穴だらけであり、温暖化防止政策に関することにおいて不十分なことばかりが目立ちました。気候変動と戦うと宣言しているにも関わらず、住友商事は、汚染を拡大し気候変動の危機をさらに悪化させる石炭火力発電所を、新たにベトナム・インドネシア、そしてバングラディシュに建設することを予定しています。また、気候変動を防止するためには、現存の森林を保護する必要があるにも関わらず、住友商事はカナダや南アメリカ、さらにはベトナムで森林伐採事業を展開し、日本の発電所において、その汚れた(=間違った)燃料をエネルギーとして燃やしています。
住友商事は、気候変動に対して、もはや口ばかりではなく行動で示すべき時がきています。私たちは、この巨大企業住友商事に気候変動の悪化への加担をやめることを求めるとともに、気候リーダーになることを求めます。
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住友商事株式会社 取締役会長 中村邦晴様 社長執行役員 CEO兵頭誠之様
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住友商事は、大手グローバル企業のリーダーとして、気候変動を悪化させる行為をやめる必要があります。特に、建設中のベトナムのバンフォン1石炭火力発電所とインドネシアのタンジュン・ジャティB石炭火力発電所 5、6号機の事業中止を求めます。また、バングラデシュのマタバリ石炭火力発電所への建設に関与することを止めるよう求めます。
そして北アメリカベトナムにおいて木質ペレット生産のために森林を破壊するのをやめてください。森林由来の木質バイオマス依存をやめ、森林保護政策であるNDPE (No Deforestation, No Peat, No Exploitation = 森林伐採をやめること、泥炭地開発をなくすこと、搾取をやめること)を方針に適用してください。
そして、石炭や気候変動を悪化させる汚れた(間違った)エネルギーを速やかに代替してください。気候変動が世界全体を危機に陥れている中、私たちは住友商事のような企業に解決策を講じてもらうことを願っています。
それは、住友商事が真のクリーンエネルギーを開発し、『気候のトップランナー』になる絶好の機会でもあるのです。