PACBI対象:Baobab主催、KAAT神奈川芸術劇場での上演のDANCE×Scrum!!! への要求
Baobabプロデュース、2024年4月27日から4月29日の事前ワークショップおよび5月3日から5月6日にKAAT神奈川芸術劇場で上演される「国際的」ダンスフェスティバル、DANCE×Scrum!!!の特設ウェブサイトにてイスラエル大使館後援の明記がありました。またDANCE×Scrum!!!の招待アーティストに「イスラエルのエルサレム」、「イスラエル国防軍への従軍」をプロフィール文に明記しているIdo Gidron氏 が含まれており、彼の率いるダンスカンパニーのインスタグラムにて2023年10月7日に起きた出来事を「テロ攻撃」と公言しています。
上記はパレスチナの市民団体が呼びかけているイスラエルへの文化的ボイコットの呼びかけに反しているものです。
メール本文ではより具体的になぜ劇場・ダンスカンパニーなどの文化的機関からの文化的ボイコットが必要なのかを説明しています。
私たちがKAAT神奈川芸術劇場、およびBaobabに求める要求は以下の通りです;
- 今後一切、イスラエル政府と関係のある資金契約、イスラエルの公的機関、またはそれに加担する機関からの後援や国際的な「ブランド・イスラエル」団体から資金提供を受けているイスラエル/非イスラエル団体および機関と手を切る。
- イスラエルの学術・文化ボイコットのためのパレスチナ・キャンペーン宣誓に署名することによって連帯への姿勢を表明する。
3. この要求に沿う意図の表明、およびパレスチナへの連帯を表明したステートメントを公に提示する。
また、現在のダンス・演劇界の中でのPACBI声明要求の対象はKAAT神奈川芸術劇場、Baobabのみに止まりませんが、公へのステートメントも出さずにクレジットやウェブサイトから「イスラエルのエルサレム」、イスラエル大使館後援 の箇所のみ削除し、公演企画を通そうとしている件について私たち演劇・ダンスコミュニティは黙認しません。